ベーカーズ・ダズン(Baker’s Dozen) パン屋の1ダース
2025-07-11
ベーカーズ・ダズン(Baker...

「ベーカーズ・ダズン(Baker’s Dozen)」とは、英語圏で使われる言葉で、13個を意味します。本来「ダズン(dozen)」は12個ですが、パン屋が余分に1つ加えて13個とする慣習がありました。
 
なぜ13個?
中世のイギリスでは、パンの重さや価格に厳しい規制があり、規定より軽いパンを売ると罰金や鞭打ちといった厳しい罰を受けることがありました。
そのため、パン屋は間違って足りなくならないように、1個多めに渡すという工夫をしました。これが「ベーカーズ・ダズン」の由来です。
 
では、日本ではどうなの?
日本では一般的に「1ダース=12個」であり、パン屋のパンでも12個が基本です。
「13個で1ダース」といった慣習は特にありません。
 
ただし、おまけ文化として「1個サービスしますね」という場面はありますが、それは「ベーカーズ・ダズン」というより、日本独自のサービス精神によるものです。
 
同じ価格なら数が多いほうが嬉しいですよね。
「ベーカーズ・ダズン」はとても良い習慣であり、ビジネスの世界でもよくある考え方です。
まとめて買えば単価が安くなるというプラクティスは、多くの業界で取り入れられています。
お客様にとっても、提供する側にとっても、嬉しい仕組みです。
 
 





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