1983年、私が社会人になった頃
2026-03-22
1983年、私が社会人になった...

1983年、私が社会人になった頃
 
私が社会人として仕事を始めたのは1983年のことです。
 
当時の仕事は、お客様と直接お会いする機会が多くありました。その中で、上司や先輩から何度も言われたことがあります。
 
「目立つな。」
 
派手な時計や宝石は身につけるな。
他人と違う背広を着るな。
ネクタイも目立たないものにしなさい。
 
とにかく、“目立たないこと”が大切だと教えられました。
 
今のようにジーンズで出勤するなど、考えられない時代です。
 
働き方も、今とはまったく違う
 
オフィス環境も大きく異なっていました。
 
当時は、職場でタバコを吸うのが当たり前。
仕事をする席にプライバシーという概念はほとんどありません。
 
席を離れるときは、「どこそこに行ってきます」と周りに声をかけてから立つのが常識でした。
 
そして、定時で帰るという考え方もほぼありません。
 
夕方になっても仕事は続き、「終わるまでやる」が当たり前。定時で帰るのは、パートの事務員くらいだったと記憶しています。
 
それでも、不満はなかった
 
今振り返ると、不思議に思うかもしれません。
 
残業代が出ない。
仕事は厳しい。
上司も厳しい。
 
それでも、「会社を辞めたい」と思ったことは一度もありませんでした。
 
むしろ、会社が楽しかったのです。
 
仲間と一緒に働き、同じ時間を過ごし、同じ方向を向いている感覚がありました。
 
食事も“個人”ではなく“集団”
 
昼食も一人で自由にというスタイルではありません。
 
みんなで同じレストランに行き、同じような定食を食べる。
 
それが日常でした。
 
それから40年以上
 
1983年から現在まで、世の中は大きく変わりました。
 
働き方も、価値観も、環境もまったく違います。
 
今の人たちから見ると、「なぜそんな環境で楽しいと思えるのか」と不思議に思うかもしれません。
 
でも私は、あの時代の経験が今の自分を作っていると感じています。
 
時代は変わる。
でも、人とのつながりや仕事に対する向き合い方の本質は、今も変わらないのではないでしょうか。
 
 





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